(………)

久しぶり行ったつまらない学校も終わり相変わらず無駄に広くて生活感のない自分の家に帰ってきたわけだけど。
一人暮らしにしては無駄に広いしかも一軒家。
口座にも不自由しないほどのお金が振り込まれられているから毎日自由に過ごしている。

ふと自宅の電話機を見る。

「……うざ。」

父からの着信がやまほど。
何日間か放置してたからそろそろ連絡をとらないと直接来られても困る。

『……何か用?』 

『毎回その言い方はなんだ、自分の娘だからたまには声を聞をきいたっていいだろう。』

『用もないのに電話しないでくれる、面倒くさい』

『………父さんのこと、まだ恨んでいるのか…?』

『………そう思うんならもう私に関わらないでよ、声も聞きたくない。』

ガチャ

(うざい、どいつもこいつもうざい)

誰も私に関わらないで