「着きましたよ」
「すいません…ありがとうございーす…」
既に寝ている西島を見つけてトランクから入り横に並ぶ
もともと荷物を下ろす際に8人用のミニバンの後ろ座席を平らにしていたのでスペースは十分あった
「んー、花火やりたかった~
俺の分まで吉北さん楽しんで~」
ヒラヒラと手を振ると
「私、まだ戻るつもりないんで」
降っていた手を握られ
予想以上に引っ張られて少し起き上がった体勢に
そして。
…
キスされた
吉北さんは両手で俺の顔を包み込む
あんまり力をいれてなかった口の中へ吉北さんの舌が侵入して俺のそれに絡めてくる
「…っ……は?」
その瞬間意識がハッキリとした
両手で吉北さんの手を掴みとり距離を置いて完全に起き上がり
「………」
「…え?今のって…」
「莉子ー!!あったー??」
「え!?…いや…ないなー!!」
