「てか、先輩…今思ったんすけど…運転する気ゼロですよね?俺にさせる気っすか?」
片手に持っているビールに目を移した北斗
「はは、わかった?」
「先輩…酔ってますよね?それ何缶目?」
「んーーー分かんない」
確かに視界はフワフワするし
暑くなってきたけど
「はぁ…西島さんも飛ばしすぎてもう寝てますよ?」
あぁ…確かにいつの間にかいなくなってたと思ったら寝てんのか
んー、俺も寝たい気分…
でも花火あるしなー
「私が車まで連れてきましょうか?」
誰の声か一瞬分からなかったけど
「そうしてくださいよ、吉北さん
西島さんが中にいるんで既に鍵は掛けてないんで」
あぁ…吉北さんね
フラっと立ち上がれば吉北さんが隣で支えてくれて
ちょっと動きにくいなーと思いながら車に向かった
