今の俺は持ってきたバースデイケーキを準備中
ビールは3缶目飽けてしまった
北斗が考え出したことなんだけど、何故か俺が用意している
アイツが発案者ってこと忘れてねぇか?
隣の吉北さんは手伝ってくれんのか、くれないのか…ボーッと俺の作業を見ている
「あの…航平さん?」
名前を呼ばれて後ろを向くと、朱里ちゃんだった
びびったー…
「ん?」
「北斗くんからの伝言なんですけど、ケーキは花火の後がいいって…」
「え、まじで?」
本人が伝えに来いよ
朱里ちゃんパシらせんなっつの…
「すいません…だから
もうちょっと待っててもらえません?」
「全然いいけど…早くしないと保冷剤溶けるかも…
良くね?一緒でも
アイツ言い出しっぺで何もしねぇし
やっちゃおうぜ」
意地悪く朱里ちゃんに笑いかけて決行しようと二人で決めた
そして皆のところに行こうとケーキの入った箱を持って…
「吉北さんも、ほら…行きますよー」
なかなか動き出さないので空いてる左手で手首を引っ張った
強くしない程度に
「うわっ先輩…朱里ちゃ…」
「莉子!「お誕生日おめでとうー!」」
北斗の唖然な顔は傑作過ぎる
ざまみろ
「莉子ちゃんおめでとー」
あとから加藤と前園さんも加わってきた
