「気使わなくても大丈夫なんで
俺けっこうつまみ食いしちゃってるし」
「待ってるんで、食べるときには呼んでください」
……
……
俺から川に視線を移したその人
え、聞こえてた?
噛み合ってなかったよな
「航平くん!私代わるから…吉北さん食べませんか?」
さっきまで北斗と楽しく話してた莉子ちゃんがやってきてくれた
「え、ありがとう
吉北さん行きましょう?」
吉北さんか……
そこからは加藤も北斗と交代して食べていた
俺も北斗がビールを飲んでいないのを確認してちゃっかり缶を開けた
隣には吉北さん
俺と一緒に食べると言っていながら
さっきから何も話さなくて
正直面倒だったから俺は他のやつらと話しながら食べた
ーーーーーーーーーーーー
時間は6時くらいだけど山ってこともあって辺りは真っ暗
「美味しかったー!」
「久しぶりにこんなに騒いだかも!!」
設置した電灯付近で女子大生二人組は和気藹々(わきあいあい)と片付け
フレッシュだな…
マブい!!!
そして何故か加藤と前園さんはいい雰囲気二人で話している
加藤モテるからなー
北斗は相変わらず莉子ちゃんにベッタリ
皆から少し離れた場所の俺
……そして吉北さんは俺の隣にいる
まぁお酒のお陰であんまり気にならないけど
