そういえば、莉子ちゃんは今日誕生日なのに手伝わせていいのか
「手際いいね、さすが!」
「これくらいしか出来ませんけど」
サクサクサクサク
サクサクサクサク
俺にはできねぇわな
材料を切り揃えて
鉄板の上で焼いていく
焼くのは出来るから精一杯頑張った
「美味しい!」
「ん」
莉子ちゃんにニコッと微笑んだ
これくらいなら
「いい焼き加減っすよ、先輩~」
北斗には言われたくねぇけど
朱里ちゃんも食べてるし、西島はビール2缶め突入している
くそ…
加藤は俺と一緒に焼いてるし
それに、さっき自己紹介してくれた前園さんも仲良く食べていたけど…
あともう一人…さっき車で寝てた…
少し遠くの川辺に一人
「あの…食べないんすか?ビールとかもあるんで良かったら」
「佐伯さんもまだですよね?一緒に食べたいなぁと思ってて」
予想外にもそんな言葉が聞こえた
