やっと着いたキャンプ場
帰りもあるし
俺は酒飲めねぇのな…
一人で小さくため息を吐いて
加藤と二人で荷物を下ろす
場所は莉子ちゃんの友達の…朱里ちゃん?が調べてくれたみたいで、キャンプ場でも自然豊かなところで設備も凄く整ってるし、俺的には気に入った
……まず、北斗何もやってねぇじゃん
「着いたの?」
車のなかから声がすると思えば、行きしなからずっと寝ていた人が
北斗が誘った会社の人らしいけど…名前が出てこねぇ
今日参加しているのは、
俺と加藤と北斗に西島
そんで莉子ちゃん、朱里ちゃん
北斗が誘った社員2名
「はい、着きましたよ
まだ眠いなら開けときますけど」
年上っぽいので取り敢えず敬語
もう一人の女社員は北斗たちと川を見ながらまた騒いでいた
「いや、出るわ」
そして通りすぎる際、少し微笑んで俺の腕に少し自分の指をかすらせて北斗たちのもとへ
…何か意味あんのか?
「航平くん!加藤さん!」
入れ違いで莉子ちゃんがやって来た
「どうした?忘れ物?」
「ううん、手伝います!」
ニコッと微笑んで俺の持っていた荷物を下に下ろしてくれた莉子ちゃんはいつになく可愛い
いい娘をもって幸せだよ、パパは
「………」
莉子ちゃんを見てると加藤が白々しい目で見てくることに気づいた
別に、下心とかで見てねぇからそんな風に見られる筋合いは…
そう、下心で…
前に雨に濡れて二人ともびしょ濡れになったときのことを思い出してしまった
