「コーヒーって美味しいですか?」
染みをじーっと見つめていて
「え?飲んだことないの?」
「苦いのはちょっと…カフェイン系は嫌いじゃないんですけど…」
眉を寄せて渋い表情の莉子ちゃん
そんな表情に可笑しくてつい笑ってしまった
「あ!今 子供だとか思いました?」
「いや、思ってないです」
嘘だー、と詰め寄ってくる莉子ちゃん
今思うと…近くね?
けっこう…お互いの体が触れるか触れないかの距離
ヤバイ意識すると…さっきの北斗の言葉を思い出してしまった
『顔もそうですけど…スタイル エロくないすか?(笑)』
………
抑えろ。俺
相手は未成年
「航平くん?」
俺が黙り出したのに不思議に思ったのか上目使いで覗き込んでくる
「…え!?あー。コーヒーね、良い香りだし味が深いっていうか…」
未成年…
「んー、匂いは良い香りなんですけど」
そして少し背伸びをしたのか莉子ちゃんは俺の肩に着いた染みの匂いをクンと嗅いだ
うわ…俺汗臭くねぇ?
酒臭いのは…仕方ないけど
