「変だなー!先輩 料理ダメなのに家庭料理??」
「違っ…」
「ここんとこ直ぐに帰りますよね?
ちょっと気になってたんすけどー…」
何て言おう
良い言い訳はないか頭をフル回転させているところに
同僚の西島と加藤が通りかかった
「あ。加藤さん!西島さん!今日佐伯さんが家で飲もうって」
ニヤニヤと俺をみながら二人に話し掛けた北斗
「は?言ってねぇし」
そんな俺の言葉はスルーされ…
「まじで?…でも村岡 お前が今夜事務の子達と飲むからどうって誘ってきてたじゃん」
「いやー、佐伯さんが料理作ってくれてるらしくて!食いたくないすか?」
飲み会は後日にしましょう、と付け足した仕事もろくにしないコイツ
調子だけはいつも良い
落ち込んでるとことか見たことねぇし
「へー!料理あるなら行こっかなーツマミとビールは任せろ」
「やったー♪」
「俺、航平の今の家初めてかも」
なんて、キャッキャッ騒いでるこいつらを横目で見ながら悩む
どうしよ…一応連絡してみるか
