「お仕事ですか?」
「うん、もう終わったけど」
「お疲れ様です」
「ん…ありがとうございます」
缶の中を全部飲み干すように上に持ち上げて
机に置いた
そして大きく伸びをして、くるっと椅子に座りながら振り向いたと思ったら目があった
「実は、私 航平くんの会社の服好きでよく友達と観に行っては色んな服買っちゃいます」
「っあー…だよね?昨日来てたシャツとかそうだなぁと思って
俺 あの服を売り出すときの企画に携わってたから」
くるくる左右に揺れながらなんだか機嫌が良い航平くん
メガネを外してニコニコしている
若干目が据わってるような…
「そうなんですか!?一番のお気に入りにさせてもらってます(笑)」
「そう言ってもらえると嬉しいわー…」
俺も風呂行こっかなーっと言いながら二つの缶を持って立ち上がり、ソファの後ろを通りすぎた
ソファに座ってる私は首だけを動かして航平くんの後を目で追う
もしかして酔ってる?
さっきに増してニコニコしてるし…
何と言うか……フワフワしてるというか
副詞が多いな、私
