一口マグカップに口をつけた佐伯さん
「このコーヒーそこので淹れた?」
私は佐伯さんの視線の先のコーヒーメーカーに目を移した
「はい、あれめっちゃ良いですね!感激しました!まさかあんなメーカーがあるとは…」
あんなの家にもあればな…
あれ、今の家はここじゃん
なんか…友達の家に来てる感覚だ
「俺も朝はそれ使うけど…こんなに旨いとは知らなかった」
大きな手を口に当てて感動している佐伯さんが可笑しくて私は笑ってしまった
「朝ごはん出来ました」
お盆にのせてテーブルに持っていく
「うわー、久しぶりに朝ごはん家で食べるわー」
見るからにキラキラした瞳でお皿にのった目玉焼きや焼きベーコンを見ていた
「そうなんですか?」
「そう(笑)毎朝、会社行きがてらにコンビニ寄るの」
フニャッとした笑顔を私に向けたけど
いや、それ反則ですよ…
……可愛すぎない?
