時刻は10:00前
部屋探しに着いた場所はマンションから一番近い不動産
学生の財布に優しい部屋があればこの上ない
「いらっしゃいませ」
リズミカルな男の人の声が聞こえて、少し怯んでしまった
「あの…この近くの部屋を探しているんですけど」
「あー、それでしたら…」
店員さんに誘導されて席に座る
それから店員さんが暫くどこか行って、戻ってきたと思えばカタログらしきものを持っていた
私にそのカタログを見せて
「当店ではこのような物件が近くにございます」
……
……
……
桁間違ってません??
「えと…これよりもお安いものって…」
「こちらの物件が全てでして…」
店員さんは困った表情を私に向けた
「…ありがとうございました…」
次だ、次
