「はい、将人先輩?」
《莉子ちゃん、久しぶりー》
声を聞く限り…酔ってる??
将人先輩はいい人とは思うが、お酒が入ればいい人とは言えないほど酒癖が悪い
ここ半年くらい連絡なかったのに何でだろう
連絡をくれたってことは用事があるのかと思って聞いてみる
「どうしたんですか?先輩から連絡って…」
《んー、莉子ちゃんに全然会ってないなぁと思ってーバイト忙しーの?》
まだ完全に酔ってないらしい
完全に酔ってる時には…なんと言えばいいだろうか
一回その現場に居合わせた経験があるが…あー、思い出すだけでも身震いする
「あー、そうですね
今お金貯めないとなんで」
《俺さー…莉子ちゃんに会いてーんだよねー…今週に地方の花火大会に行くイベントあるからー来ねぇ?》
直々のお誘いは嬉しいけど…
さっきも話した通り、お金を貯めて少しでも早く引っ越さなければ
航平くんとは次の家が見つかるまでここに住むと決めてあるので
早く部屋を見つけないと…申し訳ないよね
