暫しの沈黙
「………」
「………」
穴があったら入りたい、とはまさにこのときの為だけにある言葉だろう
そうだ、そうに違いない
男の人の下着とかお父さんのボロい奴しか畳んだことなかったし
しかも今時の若い人の下着とか…
思い出すだけでも恥ずかしすぎる
痴女だよ痴女!!
耐えきれなくなった私は声を出した
「見ず知らずの人の下着を畳むなんて…どうかしてますよね…すいません」
……………………………………
でも、また沈黙
もうどうすれば…帰りたい
穴を探したいね
いい物件ありませんかね?的な感じで
いい穴ありません?
はぁ…………どこに帰ろう
思わず俯いた
「見ず知らず、なら知ればいいんじゃん?それならそんな申し訳無くないし」
予想外の言葉が降ってきたので勢いよく顔を上げると
目の前にはイケメンスマイルがそこにあった
