カンジュースの蓋を開けて手渡した
それを喉に通した後
「すいません…迷惑かけちゃって」
伏し目がちにカンジュースを見ながら話していた
「もう少し莉子ちゃんは警戒心は持たないとダメだけど、早く気づかなかった俺もダメだし
迷惑なんかじゃないよ」
頭をポンポンとしたら莉子ちゃんの頭が上がって目が合った
「え!?莉子ちゃん…?」
そして涙が頬をつたって…莉子ちゃんは泣いてしまった
「怖かったもんな…」
さっきの光景を思い出して無性にイライラした
泣き止んでほしくて、俺が出た行動
「…今だけ…胸貸しちゃ…だめ?」
口から出てしまい、莉子ちゃんを抱き締めた
男である俺がこんなことしていいのか、と気付いたときには遅かった
