………
「ありがとうございます!!良かったらお礼させてくれません??」
「いや…大丈夫ですよ」
組み立て終えると、素早く立ち上がって自分のパラソルに戻ろうとしたが
「いやいや、そこに美味しいトロピカルジュースあるんです!行きましょう」
半ば無理矢理、両腕を掴まれてどんどん引っ張られていく
マジかよ…
トロピカルジュースを想像するだけで少し気持ち悪くなってきた
絶対甘いやつだよな…
お店に入って、手慣れた感じでトロピカルジュースを頼んだ女の人たち
マジで勘弁してほしい
このまま戻ろうかな
なんて思いながら座っていた椅子を立ち上がったら
少し向こうで見覚えのある姿が
莉子ちゃんがお店の人らしき男と何か話している
が。その男が少し変な感じ
莉子ちゃんをジロジロと頭から足まで見ていた
なんか…ヤバイんじゃ
と思ったけど直ぐに細い通りへ行ってしまった
確か、あそこにはトイレがあったはず…
そうかトイレか
