「付き合ってねぇよ?莉子ちゃんからしたら俺達はオッサンだしな(笑)」
先程夏輝くんに言われた言葉が頭に過った
19からしたら24とかは既にオッサンなのかもしれない
実際俺もそう思ってたし
「…じゃ…莉子の片想いか…」
何か夏輝くんが呟いたけど小さくて聞き取れなかった
「え?」
「何でもないっす
俺、莉子とは幼馴染みなんですよ」
「そうなんだ」
幼馴染みに恋心か…
漫画みたいだな
「はい、莉子は小っせぇ時からどんくさいんで妹みたいに世話焼かされてきたんです」
「確かに危なっかしいところはあるな」
素直だし無防備だから、会って数ヵ月でも色々大変だし
莉子ちゃんのことを思い出していると自然と笑みが
いや、ニヤけか?
「今まで、莉子に近寄ってきた男共は俺が追い払ってきてたんです…
佐伯さんはそういうんじゃない…って朱里からも聞きましたし、莉子見てたら納得っていうか…これからもアイツのことよろしくお願いします!」
「……ん?よろしく?」
え、夏輝くんは莉子ちゃんが好きなんじゃ…
