メールの内容はたった二言
【無理だよ。
もう違う所に引っ越したよ】
「はぁ!!?」
引っ越しただぁ?
今日は土曜日だから仕事が無いはず
私は急いでスマホのアプリを開き、お父さんに電話を掛ける
プルルル…
プルルル…
《もしもし、莉子?おはよう、こんな時間に起きてるなんて朝早いんだn……
「引っ越したの!?なんで言ってくれなかったのよー」
え?あぁ昨日のメールのこと?
言ってなかったっけ
…大阪に新しくオープンお店の支店長を任されることになったんだ》
「知らなかったよ!!」
じゃ、目の前のこの人が言ってることは本当のことで
私は人様の家で何やってたんだよ…
今までの自分の行動や言動が恥ずかしすぎる…
《ごめんごめん
あのさ…お父さん今から大事な会議が始めるんだよね また連絡するよ じゃ》
「ちょっと…お父さ《プー》」
一方的に切られたし
「大丈夫…?前の人の…娘さん?
ごめんね、この部屋表札もなかったし
面倒臭くて鍵変えてなかったしな…」
…なるほど…だから入れたのね
