いきなり出てきた名前に戸惑いつつも北斗くんから経緯を聞くと
まず、夜中に北斗くんが航平くんと朱里に連絡したらしく
その時に朱里が『莉子は水着持ってないと思うから私が持ってるのを貸すよ』
とのことでした
「もうさ、下で西島さん待たしてるから!ほら用意用意~♪」
急かされるまま、何がなんだか理解していないうちに出掛ける準備が整ってしまった
お昼ご飯とか作って持っていった方がいいかな、と思ったけど航平くんに
『今から作ると莉子ちゃんが大変だから、向こうで適当に買お?』
と言ってくれたので、そのままマンションをでた
エントランス前で停まっていたミニバン車
「もしかして…また…」
航平くんが苦笑い
「先輩!!あざまーす」
元気よく北斗くんが航平くんの背中をポンポンっと叩いた
「お前な…」
「この前の仕返しですよ~
莉子ちゃん!乗ろ乗ろ、俺隣ねー」
背中を押されて中へ
車の中には既に朱里と西島さんと…
「西島さん!朱里!……て、夏輝じゃん」
朱里の横には夏輝の姿が
朱里が口を開いて
「おはよう莉子、家を出ようと思ったら夏輝と会ったから連れてきた」
なんとも…言えないような理由だな
