「ごめんね、見るつもりはなかったんだ。」 なんで、よりによってこいつなんだよ。 「いいの。藤宮くん、見てて。」 そう言うと西園寺は自分の唇を俺の唇に重ねた。 「西園寺さん......」 これには俺だけじゃなく、藤宮も驚いたようだった。 「何すんだよ。」 「藤宮くん、黙っててくれる?」 西園寺は俺のことは無視して続けた。 「こっちより面白いネタあるでしょ?」 「.......」 藤宮は何も答えなかったけど、何かを察したように不敵に笑っていた。