「はぁぁぁ、疲れた〜。」 全部忘れて集中するって決めたのに、全然集中できなかった。 「お疲れ!大丈夫?」 「うーん。」 「無理すんなよ。」 ポンポンと私の肩を叩く藤宮くんはやっぱり好青年って感じ。 だけど、私の中の何かは分からない違和感はますます募っていく。 あー、考えれば考えるほどどんどんはまっていく。