隣の君に。







美耶?







「藤宮くんがどうかした?」








「ん?いや、なんでもないよ。」









どうしたんだろう?







なんでもないって言う美耶の表情はなんでもないようには見えなかった。









「それよりさ、今度始まる映画が.....」









それから何時間話してたのか。








もう外はだいぶ暗くなっていた。








美耶といるとつい楽しくて、何時間も過ごしている。









「じゃーね!また明日。」







そう言って歩き出した私を美耶が引き止めた。







「待って!....送っていく!」