…あれ?!
痛みが来ませんけど?
恐る恐る目を開けると…
数センチの距離に柳澤くんの顔。
「ひぃっっ!」
首を反らすと
「動くなっ、重いから!」
「えっ?」
ふわっとイスが動き、床に足が付く。
イスごとを支えてくれていたんだ…
「あっ、ありがとうございます…」
動揺が隠せず顔が真っ赤になり、下を向く。
「別にっ!
それより…」
アゴをつかまれると、グッと挙げられ
また数センチの距離に柳澤くんの顔。
近い!近い!
心臓がドキドキしてる。
「話したってことは、ファーストキス奪われてもいいってことだよなっ?」


