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高校の授業って、難しいんだ…
ってことがわかってきた。
補欠合格をした私についていけるわけがない!!
なんとな〜く授業を聞き流しながら、今朝のことをボーッと考えていたら昼休みになっていた。
お昼ご飯を食べてから、遊実に学校案内をしてもらった。
入学式のあと、新入生は回ったんだけど、私は保健室だったから…
回っている間に、遊実にセンパイのこと、入学式のこと、昨日呼び出された話を聞いてもらった。
遊実とは、まだたった3日の付き合いだけど、信用できると思ったの。
柳澤くんの裏の顔のことは、さすがに悩んだけど、隠しながら話しをすることもできなくて…
長い長い私の話を聞き終わると…
「口は悪いけど、柳澤くんの気持ちもわからなくはないよね」
「どこにわかることがあるの?!」
遊実の言ってることがわからない。
「センパイに本気ってこと!」
「それは、ない!ない!」
首をブルンブルン振る。
「本気になったのが初めてって言ったんでしょう?
自分の気持ちをどうしていいのかわからないんじゃないかなぁ?
好きって言われることには慣れてても、自分から好きになったことがないんじゃないかなぁ?
王子様もかわいいとこあるじゃない!
私、応援したくなってきた」
両手をグーにして、胸の前で振る。


