うーん、首をかしげながら歩いていると
「キミたち、可愛いじゃん?
オレらとカラオケ行こうよ?」
2人組の、いかにもチャラい男が声を掛けてきた。
「これから、カレシと待ち合わせなんで」
遊実が、サッと振り切り行こうとすると
「はぁ?!
カレシなんてほかっとけばいいんだよ!
」
遊実の手首を持ち、引きずるようにズンズン進んでいく。
「イタイ、イタイ…止めてください」
必死に振り払おうとしているけど、ビクともしてない。
「さっ、カノジョも行こうよ!
友達一人にしちゃったら、どーなるかわからないよ?」
ヘラヘラ笑いながら、肩に手を回され、グイグイ歩かされる。
怖い…
遊実も振り返りながら、怯えた目をしている…


