一番がいい!!





「三浦センパイ!」



「オマエ、確か…球技大会のときの…」



眉間にシワがよる。



「柳澤 智哉と言います。

あのときは、すいませんでした」



ポカンとするセンパイをよそに、深く頭を下げた。



「えっ…いきなりなんだよ?」



とても動揺している。



「大矢、先行ってるぞ!」

友達が、気を利かせて言ってくれた。





「あぁ!すぐ、追いつく!

…で、何だよ!」



返事だけすると、オレのほうに向き直って、イライラした口調。



「センパイにも関わらず、球技大会のときは、挑戦的な態度を取ってしまって…」



「んなこと、思ってないだろ?!

サッサと本題に入れよ!」



見透かされていた…



いい状態で話したかったのに…



試合に勝てたんだから、ちょっとくらい甘く見てくれてもいいじゃねーかよ…