首が疲れて遊実のほうを見ると、うっとり眺めていた。
そー言えば…
「さっき、中田くんと手を繋いでなかった?」
ビクッ!!
暗くて表情はわからないけど、明らかに動揺した様子…
「…まだフラついていたし、人混みではぐれないようにって…」
確かに、混んでたからね…
「そーだったんだ。
優しいね!」
チラッと後ろを見ると
少し離れたところで2人話をしていた。
「なんだよ、それ?!
オレ、今いいとこだから、ムリだし!」
柳澤くんに向かって、荒げた声。
…怒ってる?
ケンカ?!
ハッとすると、柳澤くんが気付いて
「ケンカじゃないから!
翔平、うるさい!」
頭をパシッと叩く。
それから、顔を寄せるようにコソコソ話してる。
ケンカじゃなかったらいいけど…
さっきから、柳澤くんヘンだ…
心がモヤモヤした…
ドーーーン!!!
最後に大きな花火が上がる。
キレイ…
来てよかった…
まだ、謝れてないけど
今度、ちゃんと謝ろう!!


