花火が始まってしばらくすると、柳澤くんは戻って来た。
「ごめん!
一人にさせて!」
「そーだよ!
オレらが遅くなったら、どーするつもりだったんだよ!」
本当に心配してくれていたのか、強い口調で言い返してくれた。
「あっ、大丈夫だから…
すぐ遊実たち来てくれたし」
少し嬉しくなったけど、ケンカになっちゃ大変!
「もう来るとは思ったけど、一人にしたのは事実だから…」
珍しく、素直な言葉に驚いた。
「みんなそろったんだし、せっかく来たんだから花火見よ!」
鮮やかに上がる花火を、みんなで眺めた。
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