真っ直ぐな瞳でそう言う彼に、ドキっと胸が高鳴るのを感じた。
「だけど想像以上だったよ…こんなにもドキドキするとは…」
少し照れているのか、顔を背けた彼が可愛くて可愛くてつい顔がにやけてしまう。
そっか…あたしだけじゃないのか…ちょっとほっとした。
「どうする?よかったらウチで勉強でも―――」
「おやおや、神代くん久しぶり」
家の前に着き、まだ三時頃だったことから、この後どうするんだろうと思っていたら、出かけていたのか丁度帰ってきた結くんに後ろから抱きつかれた。
毎度のことながら本当にこのスキンシップやめていただきたい…
「結城さん、お久しぶりです。夏祭り以来ですね~」
「ああ、あの時はよくも僕を置き去りにしてくれたよね~年上にその態度はないんじゃないかな~」
「すみません~結城さんも彼女と二人になりたいかなって気を使ったんですが…あれ?彼女いなかったですっけ?」
ああ、なんでこの二人が顔を合わすとピリついた空気になるんだろうなあ…
