好き……。 その言葉を口にした途端、心地好い音が聞こえてくる。 トクン……トクン…… 優しくて、温かい音。 そっか……あたし、洸ちゃんの事が好きなんだ。 "幼馴染み"の洸ちゃんがじゃない。 "黒崎洸太"が、大好きなんだ。