店員さんに惚れるまで


「貴女とって大切なひとなのでしょう??」

『とても大切なんです』

このままじゃ駄目だ

彼女が本音で向き合ってくれたように

私も向き合わなければならない

彼女のところに行かなくちゃ

そんな私の顔を見て微笑む店員さん

「いってらっしゃい、待っています」

店員さんにもらったココアを一気に飲みほす

ガタンっ

『行ってきます!』