ジェラシー




‐放課後‐


ガラッ

「あれ、朝倉」

「きゃぁぁぁぁぁ!?びっくりした…」


そこには、デブ(実)がいた



「なんでまだ残ってんの?」

時計を見て下校時間とっくに過ぎてんだろと、いう

「忘れ物取りに来たの 悪い?」

「俺もだし 悪くねーよ」



シーン


こんなやつと2人きりとかありえない…

さっさと、帰ろ



忘れた予定表を取り出して、歩いた


でも少し、話があった

「ねぇ」



「なに?」

きもいな、でかいな、


やっぱ聞くのやめよう、かな



「~っ、あのさ、

なんでこないだ 一ノ瀬と…」

「またそれか」


カチン

「またそれか、って

初めてなんですけど」

「色んな人に聞かれんだよ」


「教えてよ」

「一ノ瀬に聞けよ」


「教えて、って言ってんじゃん?」


「…言えねー事情」


「はぁ!? どうせあんたが悪いんでしょ!?

それなのに…工藤まで怪我させてっ」

「あ?

悪いのは全部一ノ瀬だろ」

ガタンッ

急に立ち上がる実



「お前だって、」

ビクッ


「この髪の毛切られたんだろ」


片方、短くなってるほう、一ノ瀬に切られた髪の毛をさわられる


「い゛、いやぁぁぁぁぁ!?!?」

ドゴッ


手元にあったランドセルごと投げつけたら、実の顔面に直撃



「いっ…てぇなぁ、」


「きもい、触んないで」

「あ?」


ビクッ



どうしよ…っ、怖い


きもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもいきもい


来ないで…っ!!



「まだこりてねーのかよ 未練がましいやつ」





「一ノ瀬、?!」


実が叫ぶ


「朝倉ぁ、このデブお前のこと好きなんだよ」

「は、ぁ!?」

「今のもカッコイイと思ってやったみたいだから、許してやって?」

にこっと微笑む


「見てたなら助けなさいよ…( º言º)」

「ごめんごめん」


てか、なんでいるの…



「い、一ノ瀬ぇぇ、」

「あ?」


「お前はいつもそうだ…

朝倉のことも、給食も、…」


ちょっと待って、


私と給食同じにしたよね?


「父親のこ」「それ以上言ったら、今度こそ殺すぞ」

ビクッ



目がー本気だ、



「…。」

実は黙って、


タタタタタッ

走ってった



きもいにダサイも足された…。



「なんもされてねー?」

ドアのところにいた一ノ瀬が歩いてくる



「された。触られた。」


「どこを!?!?」




「変態」

「ー… 髪?」


「そうだけど」


何この沈黙…


「もう気にしないでって言ったでしょ ほら、帰ろ」

グッ


「ぅわ!?」


手を掴まれた

振り返ったら、夕日をバックに、一ノ瀬の切なそうな表情があった

「~っつ」


「え、っと…」



「す、…」




ガララッ


「一ノ瀬くん…あなたはまた…( º言º)」


「「せ、先生…」」


鬼のような顔


「今度は教室で男女交際?(^ ^)」

「ち、ちげーし。帰んぞ 朝倉」



掴まれたまんまの手をひかれる





「…なんで、来たの?」

「別に。忘れもん」


忘れ物、という前に手ぶらだし


「さっき、何言おうとしたの?」

「別に。何もない。」


言いかけたよね?!


「… なんで、」

「今度はなんだよ?!」


「手、繋いだまんまなの、?」


少し私の顔が熱い


「~っ、!?/// ごめん!」


バッ

ほんとにいま気付いたんだ…


「いや、大丈夫だけど、」

「…」




「助けてくれて ありがと。」

「ん。」



スタート地点を過ぎて少し

障害物をこえました