俺は今日告白した。

そう、俺が今一緒に帰ってるこの女「芹沢 杏萌」

俺がこの学園に入学した時から好きな奴。

まぁ、好きになった理由はあるんだけど、それはまた今度にして…

勢いで手をつないでしまったんだけど

き、緊張する。ずっと好きだったからな。

でも、無理やりしすぎたか?

ずっと俯いてやがる。

「おい。」

「へ?///」

うわっやべぇ、なんだよ「へ?」って、かわいすぎだろ!

「い、いや、ずっと俯いてて、そんなに嫌か?」

「え、いや!は、はずかしいっていうか…」

なんだよこいつ!身長差あるから微妙に上目使いだし、頬は赤いし。
誘ってんのか?

「そ、そうか…」

また沈黙。どうした俺?ほかの女なら
普通にしていられるのに。ほんとに好きな女ならこんなに変わるもんなのか?

そのまま俺たちは無言のまま芹沢の家に着いた。

「あ、家ここだから」

「あぁ、そうか。じゃあまたな」

俺が帰ろうとすると