すると突然、若草さんがフラッとよろける。 「えっ!? 若草さん!? だいじょ……」 慌てて支えると、彼女が震えだす。 「あぁっ……もう、思い出しただけで鼻血がっ……」 「……」 満面の笑みを浮かべながら鼻血を垂らす彼女をみて、 俺は…… 「俺って……変なのを引き寄せる力があるのかも……」 そう、呟いた。 ーーでも……彼の悲劇は始まったばかり……。