────見つけた! 「おい…」 私は、案の定か弱そうな男の子の 襟を(えり)掴んでいる 男の肩に手を乗せてから 殺気10%で言った。 「…ひっ。 な、なんだ? 俺らの縄張りに何の用だ。」 「…その子から手を離せ……」 「…はんっ 分かってんのか? お前はただ女一人、でもこっちは 100人くらいこの辺にいるんだと。」 殺気を1%増やしてから微笑んだ。 「…だから何?」 ここはさ、視界が開けて(ひらけて)るから 喧嘩には持って来いの場所なんだ。