葵葉は元姫で元姫のトラウマは葵葉①



この辺からだと、


商店街の路地裏、


と言ったところか。


私はいつも、こうして


少しでも罪滅ぼしになればと、


毎晩毎晩世直しに来ている。


目立たないように、


路地裏だけを通っていく。


「…なあ、なんか奢る(おごる)からさ、
ご飯食べに行かないか?」

「…いえ、遠慮させていただきます…」

「せっかくなのに?」

「…ご飯がいらないってことは、
俺たちにご飯にされたいということでいいのか?」

「…そんなこと……」


発見!


女の子が男6人に囲まれてる。


「…なぁ、そこの子、私の妹なんだけど、
返してもらおうか?」


「こっちは男が六人だぞ?
そこの女。」

「だからなんだ。
さっさとどけ。
…力を傷つけるために使うな。」


それでも、男はニヤニヤしながら、

私を見つめる。