────ここは、どこだろう? …なんか、モヤモヤする。 何かあったっけ? …あ、誰かに呼ばれて、意識がなくなったんだっけ? …鼎(かなえ)さんかな? 鼎さんは、私が唯一関わっていい種類の人間、医者なの。 美人だし、プライベートでも、心配してくれるほどのいい医者なのだ。 氷薇だった頃も、よくお世話になっていた。