誠がボタンをとめてくれた。


…よかったぁ。



「…葵葉、後でこの状況は
どういうことか
聞かせてもらうけど、
とりあえず飲みもん、何がいい?」



「…────いで。」




「…ん?なんて?ごめ、
聞こえなかったわ。」




「…これ以上首を突っ込まないで…っ!」



多分、殺気が10パーセントくらい、
出ていたと思う。



普通なら倒れるけど、
流石氷薇幹部…
ゾクッとしただけみたい。



「…これ以上首を突っ込まないでね。





















































さようなら!!」




私は、窓から抜けだして、
全力で走った。