良かったな、学校があって。 「木村。」 俺は思わず木村を抱き締めた。 「何?」 だが、このまま抱き締めていては次のステップに進んでしまいそうだった。 「いつものお返し。」 そう言って身体を離した。 木村の顔を見ると真っ赤で、泣きそうだった。 「木村?」 「離さないで…。」