俺はミルクティーと自分が飲む紅茶をカタンとテーブルに置いて、木村の横に座った。 「んーいきなり話すのはちょっと厳しいと思うから、雑談でもしようか。」 なるべく、一気に辛い過去を吐かせるのは嫌なので雑談から始めることにした。 「気遣わなくていいよ、別に。」 「何だよ。白々しいな急に。」 すると、木村はいきなり話し出した。 「私、父親から性的虐待受けてる。それがいけないことなんだって最近気付いた。昔から大好きなお父さんにされてることだから間違ってることじゃないって思ってた。