「えっ…でも。」 「いいから。詳しい事は後で色々聞く。来い。」 木村は、少し安心したような、不安がっているような表情をしてコクリと頷いた。 俺の家の方向に車を走らせる。 自分が木村にキスなんかしなければ木村が泣く事はなかった。 だが、もしも本当にしていなければ異変に気付けなかった。 よくまとまらない考えが渦を巻く。