そんな馬鹿げた事を考えていた時、寝言でそう聞こえた。 いつも元気ハツラツな木村からこんな言葉が出るとは想像し難い。 きっと、空耳か聞き間違いだろう。 そう思って、残り数キロ車を走らせた。 *** 「木村、起きろっ。起きろーっ。おーい。」 コイツ、全く起きねぇ…。 驚く程起きねぇ。 かれこれ20分起こしている。