悲しみのち喜び


「おかえりー」

玄関扉を開けると、真っ先に加奈子の声が聞こえた。

「ただいまー」

加奈子に返事をしながら、二階の自分の部屋まで階段を上がる。

「あっ芽依!クラス、どうだった?」

まるで自分のクラスのようにワクワクした目で聞いてくる。

「うん、架恋一緒だったよ」

「良かったじゃん!」

テキトーに返事を済ませると、部屋に入ってベッドに飛び込んだ。

ばふっ

はあ〜…

学校にちょっと行っただけでも疲れるもんだな〜…

今日は、全校集会と自己紹介、昼休みだけだったのにすごく疲れている。

春休み中ずっとだらけてたもんな〜

春休みの行動を今更後悔している。

ずっと家でゴロゴロして、友達に誘われたら、家で話して…

そんな繰り返しだったから、体力もつかず、すぐ疲れるようになっちゃったんだ。

いろいろ考えていると、そのまま眠くなって、目を閉じた。