その後、わたしはこの町を離れることになった。 なんだかんだで、田舎町だったここは噂が広まるのも早く、学校で哀れみのような目でみんなに見られるようになっていったから…… 大好きなこの家も、 大好きな隣のおばちゃんも、 大好きな裏の公園も、 大好きな琉聖/るい も、 大好きなこの町全部からはなれることになった。 離れたくはなかったけど…… 学校でのわたしの立場に耐えられなかった。 みんなの目が嫌だった。 友達も減った。 だから……しょうがなかった。