俺は走った。
瑠美の血は止まる事を知らなかった。


俺は保健室に入り先生に瑠美を手当してもらった。


瑠美の制服は真っ赤に染まってて肩には包帯 頬には少し乾いた涙の跡…


全て俺が悪いんだ。
俺は瑠美を守るって決めたのに…なのに


俺は…あの男に言われたとおり
瑠美が好きだ。だから告白を全部断ってた
それを知らない瑠美…


正直…瑠美が告白される瞬間を見るのは辛いもので…俺も告白すれば済む話なんだけど
この関係を崩したくなかった。