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「ねぇ!!気持ちいいねぇ」

誰??


「そうだねぇ」


呑気に答える自分。


「でも、ここ来ちゃいけない場所なんだよ」


心配性な人がいる。


顔は見えない。




「何かあったらどうするの??」



「その時は、守ってあげるから♪」


「えぇ~…。やっぱり僕が守るよ」


「ありがとう」



小さい頃の…俺??

フッと、その子が俺を見る。








――大きくなったら迎えにきて――









「待って…」


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そこで目が覚めた。


なんてベタな夢なんだ…。

小さい頃って…。




俺には





小さい頃の





記憶が…





ない。