次の日、
先生からの言葉が、とても残酷だった。

「昨晩、竜馬が、自殺した。竜馬は、紙にありがとうとだけ書いていたらしい。
竜馬が亡くなって悲しいだろうが、みんな、悲しく思うな。竜馬だって、みんなの悲しい姿みたくないだろうから。」


こう告げて私たちの前を去っていった。