ひんやりした透明の白身がローションのように体にまとわり付き、照ら光りしている。

 動くたびに潰れるデリケートな黄身がマーブル模様に揺れていた。

 黄身が皮膚に付着して乾いてくると変色し、独特な臭いを放つ。

 私はソレを舐めながら恍惚な表情を浮かべ、名も知れぬこの人に写真を撮られるのだ。

 次はスクミズを脱いで真っ裸になり、生卵に体を埋める。

 ヌルヌルした感触が私の皮膚…乳房…秘部に直接触れる度にゾクゾクと身震いし、快楽を得て鳥肌を立たせた。

 目の前にいる名も知れぬこの人も、すかさず衣服を脱ぎ捨てて全裸になったかと思えば、カメラを構えながら下半身をソソリ立たせ、私に見せつけながらシャッターを押す。

 パシャリ…パシャリ…

 非 現実的な空間に二人きり、お互いに道徳心を忘れ…そして酔いしれ…興奮している。