兄妹✕姉弟




でも………



男子からも女子からも好かれてる日向君。

みんなに優しくて、明るくて…

私なんかが入ること、できないなって。




本当に太陽の王子だなって思った




それから日向君と一言も話さなかった


私の事なんか忘れてるだろーなって思った。



けど、やっぱり彼を諦めきれなくて…

だから、思いが伝わらなくても好きでいようって決めた。





好きな人の妹と、親友ってとっても幸栄な事だよね









あ…




じゃあ



風香に頼めば日向君に合えるかな。

ダメ元で聞いてみよう




「ねえ、風香!」

「んー?どうしたの??美月」

「お兄ちゃんにあわせてよ!!」


あーーーー言っちゃった

我ながら大胆




「うん!!いいけど?美月お兄ちゃんが気になるの?」


「本当!?………………ぅん」

「!?美月が乙女だ…。可愛いー!!」

「だれがおと…「よし!!お兄ちゃん誘うわ!絶対」



風香、熱いよ!炎が背後に…




「え?!…でも……風香、ありがとう…」

「美月のためなら何でもするよー!」


風香ーーーありがとぅー(泣)


「あ、でもいきなり二人は無理だよ?」

「それは大丈夫!!!私が、ついてく」

あれ?でもそうなったらあと男子一人欲しいな







あ!!!




いーやついるわ!



「風香、青伊も誘っていい?」


「え?!青伊君…。いいよ!!誘って!」

あれ?何か様子変だな
風香、保健室の事気にしてんのかな?

ほんと女の子らしいなー

可愛い♡

私が男子なら絶対この子と付き合うね


「無理しなくていいけど??」

「ううん!青伊君誘ってよ。保健室のあれ、青伊君じゃないかもしれないし!!それに、美月の弟だから会ってみたいな!」


風香がそこまで言ってくれるなら…
まあいいや!!

「じゃあ青伊もさそうねー!」

「うん!じゃあ詳しい事は夜にでもメールしまーす!」

「お願いー!」





あー日向君に会えるのかぁ。


嬉しすぎるよ





風香、本当にありがとう




「あ、そういや風香…頭に血がついたままだよ」



「あーーー!!忘れてた」




「風香らしーね」