*** 「いいなぁ。茉林ちゃんは」 雪奈先輩と湯槽につかっていると、ポツリと言葉を発した。 「えっ……?どうしてですか?」 「んー?なんか、二人思いあっててさ。羨ましい」 目を閉じながらそう言う雪奈先輩。 「そ、そうですかね、」 「うん。酒井くん、茉林ちゃんの事とっても大切にしてる」 切ない微笑みを浮かべながらそう言った。 先輩……。苦しんでる。私じゃ、力になれないかな?