「素直じゃなくて、悪いかよ。」



***



「いいなぁ。茉林ちゃんは」



雪奈先輩と湯槽につかっていると、ポツリと言葉を発した。



「えっ……?どうしてですか?」



「んー?なんか、二人思いあっててさ。羨ましい」



目を閉じながらそう言う雪奈先輩。



「そ、そうですかね、」



「うん。酒井くん、茉林ちゃんの事とっても大切にしてる」



切ない微笑みを浮かべながらそう言った。



先輩……。苦しんでる。私じゃ、力になれないかな?